「Google Analyticsを設定したけど、どこを見ればいいかわからないそこのきみへ」
そう感じている人は実際多いと思います。
GA4(Google Analytics 4)は機能が豊富な分、最初は画面を開いても何をどう読めばいいのか迷いやすいツール。
この記事では、ブログ初心者がGA4で「まず見るべき場所」と「そのデータから何がわかるか」を具体的に解説します。
難しい分析は後回しにして、今日から使えることに絞って説明します。
GA4とは何か(2026年時点の基本情報)
GA4はGoogleが無料で提供するアクセス解析ツールの現在の標準バージョンです。
2023年7月1日に旧バージョンであるユニバーサルアナリティクス(UA)の計測が完全に停止したため、現在ではGA4がGoogleアナリティクスの標準プラットフォームとなっています。
旧バージョン(UA)を使っていた人は完全移行済みですので、これから始める人は最初からGA4を使うことになります。
GA4では、UAで別々のユーザーとして扱われていたPC・スマートフォンからのアクセスが、同一ユーザーとして計測されるようになりました。
これによりより正確なユーザー数の把握ができるようになっています。
GA4を開く前に必ずやること:データ保持期間の設定
GA4を使い始めたら真っ先にやるべき設定があって、知らないと後から後悔する設定です。
GA4では、詳細なデータの保持期間が初期設定のままだと「2ヶ月」に設定されています。
これは半年後に過去のデータを分析しようとした際、データが消えていて分析できないという事態が起きます。
設定変更の手順
- GA4の管理画面を開く
- 左下の「管理」(歯車アイコン)をクリック
- 「データの収集と修正」→「データ保持」を開く
- 「ユーザーデータとイベントデータの保持」を「2ヶ月」から「14ヶ月」に変更
- 「保存」をクリック
これだけで14ヶ月分のデータが保持されるようになります。
ブログを始めた初日に設定しておくことを強くおすすめします。
GA4の画面構成を理解する
GA4を開くと左側にメニューが並んでいます。
初心者がまず把握すべき場所は4つ。
GA4のレポート構成はユーザージャーニーに沿った論理的な構造になっています。
「レポート概要」で全体を把握し、「リアルタイム」で今の状況を確認し、「集客」でどこから来たかを見て、「エンゲージメント」で何を読んでいるかを確認する流れが基本です。
① レポート概要
ブログ全体のアクセス状況を一目で把握できる場所で、毎週チェックする起点になります。
② リアルタイム
今この瞬間ブログを見ている人の数と場所がわかり、記事を公開した直後の確認に使います。
③ 集客
読者がどこからブログに来たのかがわかります。
検索・SNS・直接訪問などの内訳を確認できます。
④ エンゲージメント
どの記事が読まれているか・読者がどのくらいの時間ブログを見ているかがわかります。
ブログ初心者が最初に確認すべき5つの指標
GA4にはたくさんの数値がありますが、最初から全部理解しようとすると混乱します。
まずはこの5つだけ覚えましょう。
① アクティブユーザー数
一定期間内にブログを訪れたユーザーの数で、「何人がブログを見てくれたか」を示す最も基本的な指標です。
旧UAではセッション数が中心でしたが、GA4ではユーザー数が主要指標になっています。
同じ人が複数回訪れても1人としてカウントされるため、実際の読者数に近い数値です。
② エンゲージメント率
読者がブログに積極的に関わった割合です。
具体的には「10秒以上サイトを見た」「2ページ以上見た」「何らかのアクションをした」のいずれかに該当するセッションの割合で計算されます。
旧UAにあった直帰率」代わりになる指標ですね。
エンゲージメント率が高いほど、読者が記事をしっかり読んでいることを示しており、目安として50〜60%以上あれば良好です。
③ 平均エンゲージメント時間
読者がブログを見ていた平均時間です。
記事の質を評価する上で重要な指標で、長いほど読者が記事をしっかり読んでいることを意味します。
ブログ記事の平均的な目安は1〜3分程度です。
これを大幅に下回っている場合は、導入文や記事の構成を見直す必要があるかもしれません。
④ セッションのデフォルト チャネル グループ
読者がどこからブログに来たかをチャネル別に確認できます。
| チャネル名 | 意味 |
|---|---|
| Organic Search | Google検索からの流入 |
| Direct | URLを直接入力または ブックマークからの流入 |
| Organic Social | SNSからの流入 |
| Referral | 他のサイトのリンクからの流入 |
SEO対策の効果を確認するには「Organic Search」の数値を定期的にチェックしましょう。
この数値が増えていればGoogleからの評価が上がっていると考えられます。
⑤ 表示回数(ページビュー)
記事ごとに何回表示されたかがわかります。
どの記事が読まれているかを把握することで、読者が求めているテーマがわかります。
よく読まれている記事は内容を充実させるリライトを行うことで、さらにアクセスが増える可能性があります。
実際に使う分析の手順
「数値の意味はわかった。でも実際に何をすればいいの?」という人のために、ブログ初心者が毎月やるべき分析の手順を紹介します。
月1回やること:全体の確認
手順
- GA4を開いて「レポート」→「概要」を開く
- 期間を「先月」に設定する
- アクティブユーザー数・エンゲージメント率・平均エンゲージメント時間を確認する
- 先月と比べて数値が上がっているか下がっているかを確認する
数値が下がっていた場合は、どの記事のアクセスが落ちたか、どのチャネルからの流入が減ったかを次のステップで確認します。
読まれている記事を確認する
手順
- 「レポート」→「エンゲージメント」→「ページとスクリーン」を開く
- 表示回数が多い順に並び替える
- 上位10記事を確認する
よく読まれている記事の特徴(テーマ・タイトルのパターン・文字数など)を把握することで、次に書くべき記事の方向性が見えてきます。
どこから来ているかを確認する
手順
- 「レポート」→「集客」→「トラフィック獲得」を開く
- 「Organic Search」の数値を確認する
- 先月と比べて増えているか確認する
Organic Searchが増えているならSEOの効果が出始めている証拠です。
減っている場合はGoogle Search Consoleと合わせて確認し、順位が落ちている記事をリライトしましょう。
GA4とGoogle Search Consoleを連携させる
GA4とSearch Consoleを連携させることで、「どのキーワードで来た読者がどの記事を読んだか」まで分析できるようになります。
連携手順
- GA4の管理画面を開く
- 「プロダクトのリンク設定」→「Search Consoleのリンク」をクリック
- 「リンク」→「アカウントを選択」からSearch Consoleのプロパティを選択
- 「確認して送信」をクリックして完了
連携後はGA4の「レポート」→「集客」の中に「Search Console」というメニューが追加されます。
検索クエリ(どのキーワードで来たか)と着地ページ(どの記事に来たか)を合わせて確認できるようになります。

よくある疑問
Q. GA4のデータはいつから見られますか?
設定完了後すぐにリアルタイムデータは確認できます。
ただし過去のデータは蓄積されていかないため、設定直後は分析できるデータがほぼありません。
最低でも1〜2ヶ月分のデータが溜まってから分析を始めましょう。
Q. 自分がブログを見たときもカウントされますか?
カウントされます。
自分のアクセスを除外したい場合は、GA4の「管理」→「データストリーム」→「タグの設定」→「内部トラフィックの定義」から自分のIPアドレスを除外設定できます。
Q. アクセスが少なくてもGA4は使えますか?
使えます。
アクセスが少ない段階でも「どの記事から流入しているか」「どのチャネルからアクセスが来ているか」を確認できるため、ブログ改善のヒントが得られます。
Q. GA4とSearch Consoleの数値が違うのはなぜですか?
計測の仕組みが異なるため、数値にズレが生じます。
GA4はユーザーの行動を計測するツール、Search ConsoleはGoogleの検索結果での表示状況を計測するツールです。
どちらが正しいわけではなく、用途に応じて使い分けましょう。
まとめ
GA4でブログのアクセスを分析するために最初にやることをまとめます。
設定編
- データ保持期間を2ヶ月→14ヶ月に変更する
- Search Consoleと連携させる
分析編(月1回)
- レポート概要でアクティブユーザー数・エンゲージメント率・平均エンゲージメント時間を確認する
- ページとスクリーンでよく読まれている記事を確認する
- トラフィック獲得でOrganic Searchの推移を確認する
GA4は最初は難しく感じますが、まずはこの3つの確認だけ毎月続けることから始めましょう。
データを見る習慣がつくと、自然と「この数値が下がったのはなぜか」「この記事はなぜ読まれているのか」という視点が生まれてきます。
それがブログ改善の最初の一歩です。




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